2007年10月31日水曜日

旅立ちの唄

三年間付き合った人がいる。

誰よりも好きだった。
世界でいちばん好きだった。
一生一緒にいると思った。

でも、別れてしまった。

その後、僕には今の彼女が出来て、
前の彼女は戻りたいと言ってきた。
でも、僕は首を縦には振らなかった。

今日、母親と前の彼女が会ってきた。
付き合っている時から仲が良かったから。

前の彼女と別れ、今の彼女と付き合ってもずっと前の彼女が心にいる。

それは別により戻したいとかではなく、
今の彼女を好きではないとかいうことではなく、

間違いなく僕の人生において、
一生忘れることの出来ない大切な人だということだ。

誰と付き合っても、誰と結婚しても
きっと一生忘れることのない大切な人なんだ。

好きとか愛してるとかではなく、
本当に自分の人生に大きな足跡を残してくれた人。

それに奇跡的に戻ることがあったとしても、
きっと僕は幸せにはできないだろう。

年も離れているから結婚だって
しばらくはできない。
今は転職中だし、安定もない。

でも、ずっと応援してる人なんだ。
あの人の幸せを願ってやまないんだ。

ミスチルの歌に『旅立ちの唄』というのがある。

僕の気持ちはまさしくこんな感じ。

【手の届かない場所で背中を押してるから】

【笑顔の君がいるから】