三年間付き合った人がいる。
誰よりも好きだった。
世界でいちばん好きだった。
一生一緒にいると思った。
でも、別れてしまった。
その後、僕には今の彼女が出来て、
前の彼女は戻りたいと言ってきた。
でも、僕は首を縦には振らなかった。
今日、母親と前の彼女が会ってきた。
付き合っている時から仲が良かったから。
前の彼女と別れ、今の彼女と付き合ってもずっと前の彼女が心にいる。
それは別により戻したいとかではなく、
今の彼女を好きではないとかいうことではなく、
間違いなく僕の人生において、
一生忘れることの出来ない大切な人だということだ。
誰と付き合っても、誰と結婚しても
きっと一生忘れることのない大切な人なんだ。
好きとか愛してるとかではなく、
本当に自分の人生に大きな足跡を残してくれた人。
それに奇跡的に戻ることがあったとしても、
きっと僕は幸せにはできないだろう。
年も離れているから結婚だって
しばらくはできない。
今は転職中だし、安定もない。
でも、ずっと応援してる人なんだ。
あの人の幸せを願ってやまないんだ。
ミスチルの歌に『旅立ちの唄』というのがある。
僕の気持ちはまさしくこんな感じ。
【手の届かない場所で背中を押してるから】
【笑顔の君がいるから】